お見合いのイメージも良くて、順調に交際が進んでいると安心していると突然訪れるのです。
優しくていい人なんですけどお断りします。突然の女性会員からの連絡。
えっ、何で? 男性会員は固まってしまいます。
優しくていい人なんですから、いいんでないでしょうか?
優しくていい人以上にいい人ってこの世にいるの??
女性会員からのこのお断りは、大変良くあるパターンですね。
いい人なのにダメ? よく分からないとカウンセラーは悩んでしまうのです。
女性会員によく聞いてみると、「いい人なんですよ、だけど一緒にいて居心地が?」というのです。居心地?
いい人と居たら居心地がいいのでは?
当の女性:いやちがいます。なんか一緒にいると疲れるんです~、面白くないんです~。
いよいよカウンセラーは困ります。なんで??
当の女性:ジャージやパジャマでも気にしないリラックスっできる人がいいんです~。
だんだんわかってきたような気がしてきました。
よくこのように断られる男性を思い浮かべると「高学歴で仕事もきちんとできるまじめで優しいタイプ」なのです。
このタイプの男性を観察してみると、なかなか人に弱みを見せないような傾向にあるのかな?
「まじめで優しい」という鎧をつけているように女性から見えるのかもしれませんね。
先日、このパターンと逆でうまく成婚したカップルの例です。
デート3回目で、夕食時にお酒を飲みだしたところまでは良いのですが、そのうち男性が酔っぱらってヘベレケになってしまったそうです。普通はこれダメなパターンでないの?と思うところですが、お相手の女性は酒に強い人で、そのヘベレケを見て可愛いと胸がキューンとしたそうです。この男性は180を越え背が高くがっしりしたタイプで、酒に弱いという弱点をさらけ出したことにより女性心をつかんでしまいました。
先に自分の弱点を出してしまうと相手も弱点や欠点を出しやすくなり、居心地が良い関係に発展していくパターンにつながるようです。
デートしていても相手がなかなかリラックスしてくれない、居心地が悪そうだと感じたら。
女性側から自分の弱点をさらけ出すのは難しいかもしれませんので、男性が先に自分の弱点を出してみてください。女性も安心して弱みを出し「居心地の良い」関係につながるかもしれませんので。特にまじめだけが取り柄と自負している男性にお勧めします。
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